武漢ウイルスが広がりを見せる中、地方自治体は多発地方からの防疫に必死である。そりゃそうだろう、それでなくても脆弱な医療体制の地方は神経質になるのもわかる。しかし岡山県知事が
『来たことを後悔するようになればいい』
と受け取られる発言は言い過ぎだろう。逼塞した生活から鬱憤ばらしに気楽に来県されてはたまったもんじゃないが、それにしてもいづれ騒ぎが一段落した日には『いらっしゃい』と大々的にPRを開始するのは明らかなのに、これではその時に来県したお客から手のひら返しと謗られても弁明できないだろう。言葉に気をつける配慮が欠けている。